チームワークで日本の「食」を支える、
プロフェッショナルの仕事

日本には毎日、世界各国から大量の食物が届きます。それらの食品が日本中の食卓に確実に行き渡るように、倉庫での冷凍・冷蔵保管、通関、出庫、配送まで一貫した物流事業を手がけ、日本の「食」を支えている二葉。その最前線である「倉庫」と「通関」でプロフェッショナルを目指す社員を紹介します。
冷凍事業本部 大黒第二冷凍物流センター
見學秀典 明治大学 農学部卒 2016年入社
倉庫と人をコントロールする“司令塔”
私の担当は原料肉や果汁で、当社の倉庫には世界各国から毎日大量の商品が届きます。これらを出荷先や配送スケジュール、賞味期限、荷主である商社などのお客様の指示にしたがって保管・チェックし、配送までの手続きを行います。巨大な倉庫で大量の商品を扱うため、倉庫にはフォークリフトのオペレーターをはじめ、倉庫業務のプロフェッショナルが大勢稼働しています。私たちは、そうした大勢のスタッフへ指示を出し、入庫〜出庫までをコントロールする “司令塔” の役割を担っています。
“カラっとした”気持ちの良い人間関係も魅力です
大学で食料環境政策を専攻し、「食」と「流通」に関わる仕事に就きたいと考えていました。その中でも当社は、スケールの大きな仕事ができます。活気のある職場で、大勢の人と協力して目標を達成していく仕事にも惹かれました。現在の仕事では、ちょっとした手違いでも配送に影響を及ぼすため、ミスに対しては厳しく指導を受けますが、普段はおおらかでさっぱりした人が多く、人間関係の良さも、当社の大きな魅力だと思います。
冷凍事業本部 東扇島冷凍物流センター
長谷川将也 東京外国語大学 言語文化学科卒 2017年入社
みんなで力を合わせて、パズルを解くような面白さ
乳製品の倉庫で入庫業務を担当しています。乳製品は品質維持や熟成加工のため、製品によって保管温度が異なるため、保管にも専門ノウハウが求められます。港から次々と、大量に届く商品を、どの保管方法のフロアに入れるかを振り分け、スタッフさんに指示を出す。商品の種類や量に応じて臨機応変に判断を下し、乳製品を最高の状態で保管することは簡単ではないだけに、パズルを解くような奥深さもあります。頭をフルに使い、みんなで力を合わせ目標をクリアしていく。面白くて、一日もあっという間に終わってしまいます。
巨大な倉庫で、大きな声を出して働くのは気持がいい!
大学で英語史を学んでいましたが、英語を使うことよりも、英語の構造そのものに興味がありました。ですので、就職活動でも英語にはこだわっていませんでした。当社を選んだのも、物流の仕組みに興味があったことと、説明会で感じた社風の良さが決め手でした。そうはいっても、体育会系で厳しい上下関係の会社を想像して不安もありましたが、面倒見の良い温かい人柄の方が多く、のびのび働いています。フォークリフトやベルトコンベアの音に負けないよう、大きな声を出して仕事をするのは気持ちいいですよ。
通関本部 通関第一部
志賀光 津田塾大学 学芸学部卒 2016年入社
一つ一つの正確な作業が「食の安定供給」につながる
通関業務を担当しており、牛肉や豚肉など世界各国から輸入される畜産物やその加工品の通関に関わっています。海外から輸入される食品は、検疫や税関への輸入申告の手続きが必要です。正確に手続きを行うことを日々心がける中で、食の安心安全に対する意識も高まりました。現在、私は税関へ提出する申告書の作成を手掛けていますが、その中でも正しい関税率で申告書を作成することが重要です。輸入元の国や加工の程度によっても関税率が変わりますので、細心の注意と責任感が求められる仕事です。
仕事と試験勉強を両立し、入社2年目で通関士資格を取得。
英文学を学んでいたので、漠然と英語を使う仕事がしたいと考えていましたが、説明会で通関の仕事を知ってから、この仕事への興味が高まりました。当社を選んだ理由は、OG訪問をした際に、実際の仕事内容や社内の雰囲気を知り、自分が働いている姿がイメージできたからです。希望の仕事に就けたのですから、当然、頑張っています。入社2年目で通関士の国家試験にも合格。残業はありましたが、自分なりに工夫して時間を作り勉強しました。また、通関部門は女性の比率が高く、子育てをしながら活躍している方もいます。周囲には優しい人たちが多いので、伸び伸びと仕事ができる環境です。